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2020.04.27

日本政策金融公庫さんに申込みから着金までのスケジュール感

日本政策金融公庫の国民生活事業さんの窓口が大変混みあっています。

さらに、現在は、感染拡大防止の観点から、
特に相談者の多い7都府県の50店舗では
営業時間が9時~15時までに短縮されています。

もちろん15時以降も支店内では職員の方が必死に融資の検討をされていますが、
営業時間が短縮された分、面談できる企業の件数が減ってしまっているはず。

当社のお客様のここ一カ月の事例から、今申し込んでいつ頃お金が着金するのか
その目安をご紹介させていただきます。

必要書類をそろえて公庫さんの支店に郵送したあと、
面談のアポイントの電話がかかってくるまでに2~3週間くらいです
(その間、公庫さんでは決算書のデータ登録などの作業をされていますが
件数があまりにも多くさばき切れない状況です)

4月2日に書類を送って、
電話が来たのが4月23日というお客様もいました。

その後、公庫の支店に行って面談を受けます。

面談から融資の結果連絡が電話で来るまでに2週間くらい

通常であれば、そこから契約書のやり取りを郵送で交わして
早ければ一週間後には着金していましたが、現在は契約書の用意にも時間がかかっており、
融資決定の連絡があってから、契約書のやりとりをして着金するまでに2~3週間かかる方もいます

4月23日に電話で融資が決まった旨を伝えられたお客様が着金日を確認されたところ
5月20日頃を目途にしてくださいとのこと。
ゴールデンウィークが間にあるので、これくらいになってしまうのでしょう。

必要書類を送ってから電話まで2週間(14日)、
その後1週間後に面談(7日)、
面談から2週間後に融資決定の電話(14日)、
その電話から2週間後に着金ですと(14日)、
申込から着金まで延べ7週間、約50日かかる計算です

現在、公庫さんの着金があるまでの間のつなぎ資金を
民間銀行が支援する動きがありますが、
それを公庫さんに申し込む方の何割がご存知か・・・。

これから日本政策金融公庫の国民生活事業さんに融資の相談をされる方は、
申込から着金まで一カ月半以上かかるものだと思って資金繰り対応をする必要があります

また、どこまで民間銀行の担当者が協力していただけるか分かりませんが、
4月21日に、金融庁が銀行に対して「つなぎ資金」に対応するよう
協力要請もしていますので、銀行担当者に相談しておくことも大切です
https://www.fsa.go.jp/news/r1/ginkou/20200421.pdf

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