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2020.04.24

金融庁が銀行に対して公庫との連携強化(つなぎ融資)を要請しました!

現在、日本政策金融公庫の国民生活事業への融資相談が殺到し、
申込みからお金が着金するまでの期間が1ヵ月以上になることも
増えてきています

これでは、休業等により急激に売上が減少した中小企業の
資金繰りにとても間に合いません。

そこで、4月21日、銀行・信金・信組の監督官庁である金融庁が、
銀行協会などに対して、公庫との連携を強化するよう要請しました。
https://www.fsa.go.jp/news/r1/ginkou/20200421.pdf

こういった場合、銀行ではその「連携件数」の報告を金融庁に
することが多く、非常に大きなプレッシャーとなります。

要請の内容は、資金調達を急ぐ企業に対して公庫からの融資が受けられるまでの間の
「つなぎ融資」を銀行などに取り組んで欲しいというものです

これにより、例えば、公庫に申し込んだ後、融資が受けられるまでの間、
銀行や信金からつなぎ融資を受け、公庫から融資が受けられたら
そのお金で銀行や信金へ返済するということができるようになります

もし仮に公庫の融資が出なければ、銀行・信金の融資が残ってしまいますので、
銀行・信金担当者は直接公庫の担当者に審査状況などを確認した上で
つなぎ資金の検討を行っていく、そういう意味での連携強化と思います。

公庫さんも限られた人員で、感染リスクを抱えながら必死で対応されていましたが、
それでも経営者の方に対してスピーディーに融資が行えないのが心苦しい想いでした。

銀行・信金がその状況を少しでも補うべく動いていただけたら本当にありがたいお話しです。

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