コロナ関連最新情報

2020.06.11

麻生大臣と梶山大臣の連名による金融機関への要請はさすがにインパクトが違う!

6月10日、金融庁のホームページにおいて、
「新型コロナウイルス感染症の影響拡大・長期化を踏まえた事業者の資金繰り支援について」
という金融庁から金融機関に対する要請がありました。

https://www.fsa.go.jp/ordinary/coronavirus202001/20200610.pdf

これまでも何度かこのような要請がありましたので、
文章を確認したところ、内容は想定外のものではありませんでした。

ただ、ふと見ると二人の個人名の記載が・・・。

しかも財務大臣兼金融担当大臣の麻生さんと経済産業大臣の梶山さんのお名前です。

このお二人の連名は、さすがにこれまでの要請とはインパクトが違います。

過去の要請を確認したところ、いずれも要請者は金融庁という組織を記載してありましたが、
今回の要請は大臣の個人名で、しかも財務大臣と経産大臣が自ら要請しており、
このようなことは今回が初めてと思います。

国も相当な覚悟を持って企業支援を考えている証でもあり、
それだけコロナの影響が拡大・長期化することを想定している証でもありますので、
皆さま資金調達・資金繰りには細心の注意を払っていただくようお願い致します。

下記の要請がされておりますので、今後は、これらを理由に融資を断ることは
非常にしにくくなるはずです

・新型コロナウイルス感染症による影響の長期化を踏まえ、
既に融資を実施した事業者から再度の融資相談も想定されることから、
今般の補正予算における拡充内容も踏まえ、丁寧な対応を行うこと。

持続化給付金や家賃支援給付金、雇用調整助成金といった各種給付金の支給等までの間に必要となる資金も含め
事業者の実情に応じ、迅速かつ積極的に支援に取り組むこと。

特に政府系金融機関等における融資審査については、累次にわたって要請しているとおり、
赤字債務超過貸出条件の変更先といった形式的な事象のみで判断するのではなく、
事業者の実情に応じて、最大限の配慮を行うこと。

  • 資金調達
  • 助成金関係
  • 給付金
  • 補助金
  • 税務
  • その他の財務関連情報
  • 全国
  • 東京
  • 神奈川
  • 千葉
  • 埼玉
TOPに戻る